不運な日々

運のない女の日常

日々とあいどる

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アイドルっていいですよね(唐突)

 

外出が憚られる日々がずっと続いているわけありますが
根からのインドアの民である私の本領が遺憾なく発揮されているなと感じます。

 

家から出られない時は、黙って液晶でイケメン鑑賞よ。
やっぱこれよ、観ながら呑む酒が美味えこと美味えこと。

 

 

現在私の言う『イケメン』とは
今では「韓国アイドル」達を指していますが、彼らの魅力ってば本当に一言で表しきれない。

 


何かを語る上で「良さ」っていうものは人それぞれの感じ方に基づいている訳ですから、
共感出来る出来ないあって当たり前なのですが、

にしてもやはり多くの方が熱中しまくる理由が彼らにはあるのだなと。

 

それは国籍問わず、『アイドル』という存在は等しく全てです。

誰なんでしょうね?アイドルというものを生み出した人。

ジャニーさん?存じてないですがマジマジの感謝です(軽い)


ジャニーさんといえば、私が最初にハマったアイドルはKAT-TUNでした。
小学生中学年〜高学年あたりだった気がします。

 

テレビでドラマ「ごくせん」が放送されていて、

出演していた亀梨くん赤西くんが格好よすぎて日本中の女が毎週ぶっ倒れていましたよね?

 

今思えばなんなんですかあの作品?

ずるくない?


推しが学ラン着てヤンチャしてダチとわちゃわちゃよ。
てか、ヤンキー設定って王道であり頂点じゃんって。待てって。待てって。(思い出しときめき)

 

この神コンテンツでまんまと「KAT-TUNかっこいいちゅき♡♡♡」して

当時のガラケー写真フォルダには彼らの写真が埋め尽されていました。

あの、キラッキラにデコって文字とか書いてある画像。
わかります?超なつい、あれから何年経った?嘘?死にたくなるね?


そこからまんまとKAT-TUNの沼にハマっていきましたね。


前回でもチラと記述した、「幕末志士」を私に教えてくれた友人Hと一緒にかーなりのめり込みました。
ところで友人Hが布教したコンテンツ尽くハマっている法則本当に怖い、何故でしょう。


当時リアルタイムでもYouTubeでも繰り返し何度も観たのが

カートゥンKAT-TUNという番組。

 

毎週ゲストを呼んで、気になる質問を掘り起こしていくっていうオーソドックスなトーク番組ですが
特別回の所ジョージさんの別荘ロケが本っ当に最高で最高で最高だったんです

 

ヲタクが熱望した回だったでしょう、
まさに需要と供給が完全一致した瞬間


内容は、ただ彼らが朝から晩まで所さんの別荘で遊んで、食べて、部屋で怪談話して、寝る。それだけ。


それだけが、

ヲタクにとって、アイドルヲタクにとっては

大変重要なんです。

 


そもそもアイドルって本業は歌とかダンス、所謂パフォーマンスですよね。

 


イケメン達がキラッキラの衣装、格好いい衣装、可愛い衣装、セクシーな衣装を身に纏って、綺麗な照明を浴びて、歌って、踊る。

 

私達の為に。すんごいやらしい(え?)


とんでもねえ事じゃないですか?

 

時代が時代なら贅沢罪かなんかで裁かれてるんじゃないかって思うんです。
まあその代わりにお金という対価を支払うんですけど。

 

だとしてもかつての先人達は身分というものはお金だけではよっぽどか手に入れられないのですからね?


この本業に、基本私達はギャアアアウ"ワアアアしている訳であります。

 


「非現実感」

 

これが大変重要。

 


イケメンが自分の為に舞うなんてことは、

日常生活において天地がひっくり返って元に戻ろうともあり得ないことですから。


そんな非現実的な『アイドル』という
いわばファンタジーな存在である彼らにわあわあ騒ぐことが、

日常的に付き纏ってくるストレス共をブチのめしてくれるんでございます。
癒されるんです。

 

 

温泉といっしょ。心の温泉。

身体的な面は置いといて。


だとしたら何故、

非現実的な存在な彼ら『アイドル』が、

ただ普通に過ごしているところが需要があるのか。

 


4文字で片付く

 

 

ギャップ。

 

 

 

3文字でもいけます。

 

 

GAP。

 


誰しもが有する武器だがイケメンが手にすることで、
殺傷能力が99999999999999倍にも膨れ上がるこれ。

 

GAP。

 

ギャップの感じ方は人それぞれですが、
普段ステージ上の姿を見れば見る程ギャップへのときめきは大きくなります。逆も然り。

 

だから日常的な彼らを見るとヲタクは致命傷を負うんです。
そして、その後にステージ上の姿を観て死ぬ。

ずっと辛い(幸せ)。

 


ステージ上ではアイドルなのにこんな庶民的な一面が!?
ステージ上ではセクシーなのに10時には眠くなっちゃうの!!!!!?
ステージ上では5万人の女を抱いていそうな表情でこちらを挑発しているのに赤ちゃんなんでちゅかああああああ!!!!!!???????????

といった諸々。

 

30分のテレビみるだけでこれですよ。
感情の揺さぶられ方すごくない?


まるで男子高校生がじゃれて遊んでいる様子を遠巻きに見ている感覚。
いつでもどこでも少女漫画のモブ体験。


テレビの前では我々はモブです。


けれどもですよ、
ステージ上の彼らの前では私達は

ヒロインになれちゃうんです(ヤバいタイプの考え方)

 

だって私達の為に歌って踊ってイケメン大躍進してくれるんだよ。

観客がいなければ成立しないのがコンサート。
やばくない?干渉しちゃってんですよ、彼らの世界に。

すごいでしょ、これ。大発明。

 

 

こうした幸福感を味わった結果、
アイドル追うの、

めっちゃ楽しい。
と幼き私はこう至ったのですね。

ここまでが前説(クソ長い)

 

 

さて、ここまでKAT-TUNを例に出して来ましたが
その後しばらくして熱が収まり、
幕末志士を含むネットや漫画などの二次元のコンテンツにハマります。

 

そうこうしている内に高校入学、
そこで出会い、
私のヲタク人生の一時代を築いたのが

舞台系の若手俳優でした。

 

また三次元に戻ってきた訳です。

 

高校〜専門1年生もの間バイト代ほぼ全てを舞台俳優たちに溶かしこんでいたました。

 

が、それを食い気味に凌駕してきたのが、

またしても『アイドル』なのです。

 

原点回帰。

 

中学生時代との相違点は、

韓国』アイドルであるということ。

 

これまで韓国のかの字も私の目にも耳にも脳にも届かず、世間が東方神起だ少女時代だなどと騒いでいる時

私はネットカチャチャ漫画ペラペラで

蚊ほどの興味もありませんでした。

 

なんなら韓国への印象は良くなく、
嫌いだとも思っていたような気がします。

 

馬鹿なので日韓の情勢なんか何も理解していませんでしたが、
悲しくも漠然と韓国や韓国人が嫌いでした。

 


そんな私がハマったきっかけ。

 

 

 

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EXOのタオちゃんの顔面

たったこれだけ。

 

この顔1つで一気に沼に沈みました。

自分でもマジなの?と思った。今でも思う。

 

当時このHistoryのMVを友人Cに観せられて

3度見したのが懐かしい。

 

だってこれファイナルファンタジーじゃないですか?

まさに、前述した非現実を具現化したものではありませんか。

 


私が食わず嫌いしていた韓国アイドルというものの、
固定概念が全て崩れ去り、

私はズブズブです(沼に)

 

 

ここで気付いた『韓国アイドル』の素晴らしさ。

 

 

それが、美貌、努力、愛情
この3つ。+αで供給量。


まるで少年ジャンプの様。
後述しますがこの例えもあながち間違ってないんです。

 


さあ、語りますよ。(今までのは何?)


まず美貌

 

これを語ろうともれなく投げかけられるのが、
「韓国人って整形でしょ(笑)」

これです。

 

 

 

なーにが整形だ馬鹿野郎うっせーぞこの野郎と言ってやりたいのは山々です。

 

が。

これに至っては、

そうかもしらんが私は顔だけを見て美しいと判断している訳ではない。

というのが大前提です。


整形をしていようがいまいが、

あの綺麗な顔、身体、声を持つ、全ての美しさの平均値がめちゃくちゃ高い人間がわんさかいるってことが凄いんです。

 


日本には大きな男性アイドル事務所はジャニーズくらいですが、韓国には大手アイドル事務所が複数存在しています。マジで多い

 

小さな会社を含めれば本当にたっくさんのグループ、アイドル達がいます。マジで多い

 

少なくとも私が6年近くもの間目にした

全グループ、全メンバー、全アイドル

普通よりも遙か上の

「美しい」という水準にいるんです。 

 

売れてないアイドルでもですよ。
見渡す限り美人、美人、美人。


ファンタジーRPG主人公がよく言う、
「とんっでもねぇとこにきちまった」

って状態です。いわば迷子。


アジア人が欧米人と並んでも遜色ないんです。
整形じゃどうにもならない次元。

 

 

成長を見越した人選をする事務所のスタッフの目がいかに良いかが分かる。すごい

 

そんでもって、
生まれつき美しい物を持った彼らが
驚く程努力家であること。


そこが2つ目の素晴らしさ。

 

韓国アイドルのファンになると、
やはりこの国の文化や国民性を感じることがあるんです。

1番印象的なのが、

物事に対しての熱量のハンパなさです。

 


努力することも、応援するのも、
何に対してもすんごいです。

それも、他人に見える形で、全力で。

 


韓国のアイドルはパフォーマンスのレベルが

めちゃめちゃに高いことで有名ですが、
何故高いかって彼らが

めちゃめちゃ努力しているからに決まってます。

私みたいな馬鹿にもわかる。


努力をして、上手になる。


こんなシンプルなことですが、
やはり努力している姿に人の心は揺れ動かされるよね。
私の心は常にマグニチュード10000。

 

まさに少年ジャンプ(伏線回収)


韓国には頑張ったら頑張っただけ称賛される文化が根付いてるんだろうな、と。
そのおかげか、

韓国アイドル達は練習動画や疲れ果てている姿までもめちゃめちゃファンに配信してくれます。

 


よく、アーティストのファンでいることを
「応援する」って表現しますよね。

 

これってそれのとても正しい構図じゃないですか?


ステージ上だけで歌って踊ってる姿に声援を送ることもそうですし、
CDを気が狂ったように積むのも経済的な応援です。

 

でも、努力をしている大好きな人に「頑張って!」

言えるのがアイドルのファンの特権です。


韓国アイドル達は、常にリアルタイムで配信してくれることでその機会をたっくさん与えてくれるんです。

 

下積みの練習生時代からですよ。
しかもその下積みが長えのなんの。

 

さらに馬鹿程厳しいって聞きます。徹夜だって当然のごとく。

 


そんな姿を応援しながら、


デビューして、音楽番組で1位を取って泣き崩れている推し達なんて見てご覧よ。

 

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お涙ごっつぁんでしょうよなあ!


小さい会場からどんどん大きくなって、
馬鹿でっかいスタジアムを埋め尽くしてる姿を見てご覧よ。

 

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めっちゃ、素敵やん?島田紳助

 

それが商業戦法であろうがなかろうが

あの感動は言葉にできない。

 


日本ではがむしゃらに汗水垂らして頑張ることを
恥ずかしいと思う人が多いと感じるんですね。

 

偏屈な人には、「頑張ってますアピール」って言われたり。

 

熱量が無いという訳ではなく、

努力してないように見せて本当は陰ながら努力しているっていう構図が格好いい、みたいな

 

陽の当たらない場所での努力が称賛される感じ

それも素晴らしいことだけどもよ。

 

努力する姿を素直にかっけー!って言えるところ、

ここは韓国に似てほしいななんて思いますね。

 

他人任せですが。ええ。(台無し)

 


そして、最後が愛情

努力をする彼らに応援をする、
そして彼らから返ってくるのがこれです。

 


それも、濃縮還元1000000000%の愛情。

 

はんぱねえ濃さ。

 

 

ことあるごとに私達のファンの総称を叫び、
ファンのみなさま、ファンのおかげ、

愛してる、大好き、ものっすごい頻度。

すんごい頻度。(2度目)

 

こちらが全身全霊で500kmの全力投球で応援したとしたら

向こうはバズーカでぶち返してくる感じ。


しかもグループのメンバー間でもそう。
お互いに日々感謝と、愛してるを伝え合ってる。
ハートフル。


授賞式でのコメント、

コンサートでのMC、バラエティでの発言、
ことあるごとにたっくさん感謝と愛の言葉を返してくれるのって、

ヲタク冥利に尽きるよね。

もっと、応援しよう、ってね。

 

 

クソみたいな職場でずっと埋もれてる生活ですが、
単純な脳味噌になれることこそが、

人生で1番幸せなんだと思うんすよ。

 

やりたいけど、こうだからやれない。
言いたいけど、こうなるからやめとこ。
上司にうんこ投げつけたいけど、後から問題になるもんな、とか


〇〇だから、〇〇じゃないと、
あーだこーだ複雑に考えることがありすぎて疲れる。

 

でもアイドルってのはそんなの忘れて、
格好良ければかっこいいいいいいいと

叫ばせてくれる。


しかもそれが応援という形になって、
彼らの努力の糧になる。


ねえ、やばくない?


だからアイドルって最高。
いつまでたってもきっと辞められない。
ババアになっても、きっと死んでも。